「第1回トムスラボ漫画大賞」結果発表、総合部門にけいじろー「マタギの子作り」入選

入選したけいじろー「マタギの子作り」より。

アニメ制作会社のトムス・エンタテインメントが運営するIP創出レーベル「TMSLab(トムスラボ)」主催によるマンガ賞「第1回トムスラボ漫画大賞」の受賞結果が発表された。

「第1回トムスラボ漫画大賞」では、既存の枠にとらわれずマンガでIPの原作を創るというコンセプトのもと「総合部門」と、「テーマ部門」の2部門で作品を募集。審査は“IPとしての発展性を感じさせてくれる作品性および作家として将来性を掘り起こす”を指針に進められた。総合部門に入選したのはけいじろーの「マタギの子作り」。佳作には渋柿流太郎「モンスターシスター」、日暮直輝「Life」の2作が選出された。なお、今回大賞は該当作品なしとなっている。テーマ部門の大賞は海琉「孫の恩返し」と、本山はな奈「100万回ハグしたかった」に決定した。

多数応募された今回のマンガ大賞を受け「第2回トムスラボ漫画大賞」の開催も決定。第2回も「総合部門」と「テーマ部門」の2部門で募集する。大賞に選出されると賞金300万円が贈られるほか、連載が確約。また、大賞と入選の受賞作は、声優出演によるマンガ動画化なども予定されている。募集期間は本日12月22日から2024年5月31日まで。結果は2024年6月下旬に発表される。

併せて、本日よりロクタクちっぷす原作による坂本ロクタク「死ニガミ少女とスマホ神」がTMSLabにて連載開始。暴走した神“ヤミオチ”を抹消する唯一の存在“死ニガミ少女”の数奇な冒険を描くバトルファンタジーで、TMSLabでは第3話まで無料公開している。各電子書籍ストアでは第4話まで一斉配信された。さらに連載開始を記念して、竹達彩奈、山口勝平、皆口裕子らが出演するマンガ動画がYouTube「TMSアニメ公式チャンネル」にて公開されている。

また上代務・TMSLab原作による御池慧「ラブコメと怪獣退治の不文律」のマンガ動画も公開。トムスラボ公式アシスタントのみなみちゃんこと仲野陽南が、VTuberとしてデビューすることも決定した。